軽量機による不正な削孔工法が氾濫してますが、単管性能の限度を超えた設計が問題でした

 無足場アンカー工法/ 単管・ロックボルト削孔の品質性能

 Slope Drive method of construction by Wire operation

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以下に他工法の問題点を記載  以下のような不正をいつまで許すのですか? 恥ずかしい・・・日本人の技術・誇りにかけて撲滅しましょう
 各不正施工を解説/
不正施工の対策検証軽量機の足場数量不正
 強度不足グラウト充填品質 自穿孔検証  
吊り台車の限界
クライミング削孔削孔要素不備インバーターチゼル 
 ケーシング削孔の詭弁 真実の削孔比較 
| 二重管偽装
拡径ビットでは二重管不可 /SD工法による不正二重管証明動画を暴く



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 単管削孔/"孔壁が自立する"=削孔後、孔内が落盤しない土質の施工
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                         右列パターンの単管削孔について説明します

このように、単純な工程なので、左列の二重管に比べ比較的安価で技術も要らず施工できる。

切土補強土工にも使用されているが、元々地滑りが心配される斜面の土質は、常識的に固結度の弱い

落盤土質(孔壁が自立しない)の場合が多いが、二重管削孔に比べ、経済性だけを重視して単管で

設計される実態が多い。これでは、本末転倒で無意味な施工となり、未来の負の遺産となるだけです。


また、土質調査は、高所で破砕帯の地中は歪んでいるので困難を極め、また調査個数も数カ所程度

なので設計の根幹となる孔壁が自立しないか否か、定着層の土層深度位置などを正確に把握する事は

実質出来ない。

そのため、設計要綱等では施工前に設計の緒元を確認する為に基本試験(引抜試験)を実際に3本及び

3%以上実施し、土質調査データや設計の緒元が正しかったかを確認する事となっている。

しかし、例外として簡易な単管削孔で2mまでの設計に限り、省略する事が許されている。


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単管削孔=削孔長3mを超える設計の施工困難性・危険性について

1.【削孔困難】

最近、知識不足から5mを大きく超える単管削孔の設計を見かけます。

それも、多くは軟岩構成の土質なので実質施工では、不能となります。

下図のように釣り竿と同じく長くなるほど先端は、ぶれやすくなり、先端は軟岩

なので振れやすい状況でも強めの打撃回転が必要となり、推進もゆっくり神経質

に進めなければなりません。さらに高削孔力のダウンザホールハンマーを使用

すると先端に重りを付けた状態となり、更に振れやすくなります。
   

そのような物理的な要素で孔壁が曲がる原因となります(一旦、曲がると高削孔長

なので施工不能となり、断念となります。単管削孔しか出来ない業者は、仕事を

失うので、このような時に鋼材切断などの不正施工がされます。(間違った設計が

悪いという身勝手な理屈です)
。また、周知のグラウト注入不能な自穿孔は、

論外の性能で使用できず、つまり施工要綱を無視した単管65mm径の高削孔長

施工は、極めて危険です。



2.【鋼材挿入困難】

削孔長が5mを超えると設計強度計算から、τ=周面摩擦係数と剪断力の対比で

鋼材の耐力として必然的に鋼材径25mm以上となります、重く長くなり、材先が

孔壁に触れやすく落盤を助長させ、挿入はさらに困難となります


3.【グラウト注入困難】

単管なので削孔径は最大65mm。鋼材径25mm、鋼材が長くなると繋ぎ部品

(カップラー)を使用するので、鋼材25mmのカップラーは最大径46.2mm。

この時点で65-46.2=18.8/2=9.4mm(両端の隙間)となり基準の10mmに不足します。

孔径が狭くグラウトホース使用不能で先端からの注入もできず、グラウトは孔壁

土砂と接触すると急激に固結化して流動性は無くなり詰まりやすくなり(注1)、その危険は

さらに大きくなり困難となります


(注1)80㍑のよく見かける大型生ごみペールで90%量を作成したグラウトに片手盛りの砂を

   入れると20秒以内にハンディグラウトミキサーが回らなくなるくらい急激に固結します。




注/実行困難な設計が、不正施工を生みます

※施工経験の長い技術者は、即座に無謀な設計と判断できますが、受注してから

 削孔不能で焦り、施工者に、不正
施工を指示する大手の下請業者も多く、

 仕事欲しさに不正施工を行う者も多く存在します。

 例えば、多く見られるのが12に対して鋼材の切断、鋼材の押込み、

 3に対しては、グラウトを薄めて流動性を高める、先端だけ埋めグラウトフロー

 させて全長充填した事に見せかける等々です。


 二重管削孔でグラウトホースを使用する施工は100%不正施工です。


                                                                               
★防止方法は、発注者が指定したランダムな位置での検査実施。

 時間はかかるが、真摯に向き合い1本は最後まで確認する。

 不正した元請(施工責任)を指名停止にする等が効果的ですが、何よりも

 施工要綱に沿って、正しく設計し鉄筋挿入工(単管~3m、二重管~7m)

 を守る事です。施工許容範囲の設計なら、わざわざ犯罪となる不正を

 する業者はいません。


※この裏付けとして、公的資料でも施工要綱として明確に指定されています。



【補足説明】

通常のボーリングマシン削孔では、鉄筋挿入工が高削孔長(m以上)の場合、アンカー工に比べ低経済性となる場合が多い

(要領においても鉄筋挿入工の限度基準を7mとしているp72)が、無足場アンカー工法は、ボーリングマシンであっても

足場仮設が不要で削孔性能も高いので、無足場アンカー工法に限り、挿入鋼材が安価な分、鉄筋挿入工が優位となります。

また、単管削孔は簡易条件削孔なので低性能機で削孔できる工種です。その為、最長削孔長は土質に影響され軟岩3m~砂質土5m程度

が常識的な範囲です。また、大型ボーリング機と同じ削孔方式であるロータリーパーカッション二重管削孔は無足場アンカー工法の場合、

全土質で削孔長20m迄可能です。他は大型ボーリングしか性能的に対応できません。

※無足場アンカー工法は、明確な性能証明としてコリンズ番号を表示した10m以上の高削孔長/グランドアンカー実績が

近々も含め30件以上あり、製造メーカーによる削孔機性能比較資料により妥当性を確認できます。

 



【補足説明】

   鉄筋挿入工発注数の平均崩落深度2mは、滑り土砂深さの事。つまり、それを抑える為に定着層が

   1.0m~1.5mは必要と思われ、さらに安全率や周辺の脆弱環境判断から3m~5mの削孔長設計が

   多いと推察されます


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